有限会社 Ruttu
特長
hair an floren 志木店
melissa hair&spa 成増
定期的に大規模なコンテストやヘアショーを行っています
オフも楽しくたまにはみんなで!
設立 | 2004年 |
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会社名 | 有限会社 Ruttu |
代表者名 | 代表取締役社長 比嘉 薫 |
所在地 | 〒179−0073 東京都練馬区田柄1-2-22 |
電話番号 | 03-3933-1076 |
店舗数 | 6店舗 |
従業員数 | 72名 |
企業URL | http://www.ruttu.com/ |
展開ブランド |
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- 企業理念・コンセプト
「ラブ & ホスピタリティー」
経営理念は「私たちは、愛のある関わりを信条とし、人に与える事やもてなす事の喜びを
創造力、専門力、追求心に変え、全社員の笑顔ある豊かさの共有と共に
感動を発信し続ける事を社会的使命とする」としています。
シンプルに言えば、人が喜ぶ姿を自分のパワーに変える仲間でありたいという事です。
サロンコンセプトにラブ&ホスピタリティーとありますが
「あたたかさ」のあるサロンにしたいので、店舗内装にしてもスタッフのファッションにしても、どこかお茶目感が出るようにしています。クールではなく話しかけやすい感じです。
又、ガーデニングが好きな事もあって緑を必ず置くようにしています。
対お客様へも根本的に「あたたかさ」を大事にしておりますが
お客様一人に対し一名担当スタイリストが付くわけですが、それ以外にスタッフ二人三人と必ず関わっていくという「シェア接客」というものがあります。
お客様にとって担当スタイリスト以外にも、安心できる仲良しスタッフさんがいる訳です。
「皆で一人のお客様をもてなす意識」これがあったか接客のコンセプトです。
これは、私は現場に居た頃300人近くのお客様を担当していましたが、私が現場を離れても来店し続けてくれたお客様や、バリバリの店長が卒業した時も同じように引き続き来店してくれた。
これはお客様から学ばせて頂いた事ですが、お客様にはご希望のスタイルにしてさしあげる事、その為の日頃のクリエイティブ活動はもちろん追求し続けなければいけません。
ですがそれ以前にスタイル+サロンで安心して過ごすスタンスが大事で、次のスタッフに引き継いでいく雰囲気づくり、関係づくり。「うちはこれだ!」と思っています。
スタッフ相手でも同じで 1年生が入ってきたらどんどん声をかけ関わっていく。
関わりが足りなかった、届かなかったスタッフは間違いなく辞めていきます。
お客様に対するコンセプトとスタッフに対するコンセプトは同じで、毎日関わっていけば緑が育つようにスタッフもいつの間にか育っていて、関わっている事が「自信」に変わり思わぬ能力を発揮してくれています。
自分が新人の頃そうでした。先輩や社長にかまってもらい認めてもらい、自信がついてきて「やってみよう」という事になる。
更にお客様から認められるようになり、また頑張れるし追求心も湧いてくる。
たったそれだけの事ですがこれが楽しくてここまで来ました。
この育てあいが趣味のようなものであり、経営の楽しみですね。
- 多店舗に踏み切った経緯
根本的に「このままでは終わりたくね~!」と言うのはありますが、最初は東京でマイホームが欲しくて勢いで2号店を出しました。
それを目標にして30代前半で目標達成しまして、自分だけか?と今だとスタッフに怒られますね。
ですから最初の出店のキッカケは「お金が欲しかった!」です(笑)
しかしマイホーム購入までは良かったのですがスタッフは?と振り返った時、不安な気持ちになったのを覚えています。
と言うのは、スタッフは採用せず妻と二人でやっていればそれはそれで幸せだと思いましたが、私は社員時代マネージャまでさせて頂いて、スタッフが多くいる会社しかイメージしておらず、スタッフがどこまで頑張ってどんな生活をして・・・と考えているうちに、スタッフを雇うということはこのままではダメだという気持ちになりました。
思い起こしてみると私が沖縄から18歳でてきて23歳で店長を任され、最高に楽しかった訳ですが、同じようにスタッフにもチャンスがあって自分と同じように豊かになって・・
という展開にならなければ楽しくないという思いがあります。
また、美容師は男性であれば30歳頃、女性であれば27歳頃、次の人生を考える頃だと思います。その頃は会社も一緒になって未来ビジョンを考えなくてはと思います。
美容師としてのクリエイティブを磨いていく上でも、美容師を続けていける職場づくりとしても、美容師の働くスタンスを守る意味でも1店舗で出来ない事を多店舗で協力し刺激しあい育てあう事、その環境づくりは多店舗展開をやる理由でもあります。
SPC JAPANとの出会いについてなのですが、実は2号店を出し6年がたった頃一匹オオカミにもいよいよ限界が訪れ、同業者で経営者の仲間を求めるようになりSPC JAPANへ入会しました。
この時やっと寂しさから解放されました。孤独な経営者(当時40歳)でしたから・・
多店舗展開に必要な柱とそれ以上に社長の人間力をスポンジのように吸収しました。
本格的に多店舗展開を学んだのはSPCと出会いとその環境が転機になっており、最初から多店舗展開!と言うようなビジョンがあったタイプではなく仲間との出会いでさらに夢が広がりました。紹介してくれた方に本当に感謝です。
ルッツと出会い、夢が広がった!とスタッフに言われたいですね!
- 今後チャレンジしたいことは何ですか?
サロンとしてはトータルビューティーを追求していきますが、上質なメンズ&レディース融合サロンも出店やコンシェルジュを生かしたきめ細かいサービス展開を考えております。
サロンの技術メニューに関してもより専門的に、また○○ソムリエみたいな価値観を高めたメニュー展開をしたいと思います。
同時にアシスタント時代からの専門性教育を更に充実したものへ強化していきます。
アシスタントという呼び方も変えないといけませんね!
カットはまだできなくても他の面でプロですから、
職場環境としては、
ママスタイリストの働きやすい環境づくりやサロン出店、
男性スタッフ、のれん分け制度、ロケ撮影の充実、
女性幹部の育成、年間休日数の増加、男性スタッフの産休制度、
営業中アカデミーの充実、コンシェルジュスタッフ会社設立、
一人暮らしサポート制度などです。
- 大事にしていることは?
大事にしていることは、教育信条そのものです。
認め合い、与え合い、磨き合い、支え合い、育てあい、語り合い、分かち合いが根本なので、これですね。一緒にみんながみんなを育てていくっていうパターンですかね。
会社の日頃の連絡や日報は、全スタッフがフェイスブックで情報交換をしています。
またスタッフとのコミュニケーションは、とにかく店舗に行って声をかけてます。
月に1回は必ずいろんなチームで、同級生だったり、県人会だったり、月に1回必ずお食事会をするんです。ジャンルをいろいろ変えて、前の社長の時からもう30年ずっと続けています。
チームは店舗で分かれると6なんですが、店舗ではないパターンもあったりするし、できるだけ混ざるようにしています。
そこが一番のコミュニケーションですね。
- 若い世代に対して思うことは、また求めることは?
とにかく欲を持って欲しいと思います。
無難に終わるのではなく、チャレンジして欲しいと思います。
ただ逆もあって、独立はしないけれどそれに匹敵するくらいの待遇、お給料を貰いながら、会社と一緒にもう少しいい場所で、ビッグビジネスを一緒にやっていくのを選んだ方がいいと考える若い人も多いです。その方が仲間もいるし、時間の使い方も変わってきますしね。
独立すると自由なんですが、同時に自由がなくなるということもあると思います。
多くの時間を自分のお店を見ることにあててしまいがちなので。
会社で、組織で、チームでやっていると、時には自分の店をちょっと離れて、他店舗を見に行って、自分の次のステップアップ、いろんなところを見たりとか。
僕が今、社長で動いてるわけですがスタッフのステップアップやグループとしての良さ、これを増やす事は最高だと思います。
これをマネージャーもやって欲しいし、FCオーナーさんも多分やるとすごく楽しい。
責任はあるけれど楽しいと思います。そういう意味では、収まらないで欲しいと思いますね。
求人的には、男子は高みを狙って、店長をやる、サロンのリーダーになって店長をやるというのを目指して欲しいなと思います。
女性もいい結婚をして、社内恋愛もどんどんして、いい人を見つけていただいて。
理美容はずっと続けられるので、諦めないで頑張ってご主人と2人でお給料をとって、もう少し上を目指して、いい生活に向かっていけるというね。このへんでいいやと思わないで、頑張って欲しいです。
業界でも大変大変と言ってますけど、いいところもいっぱいあるじゃないですか、頑張ってできている人もいるというのを、わかって欲しいです。
大変というところだけ切り取らないで、その先にもっといいことがあるからそこを本当にわかって欲しいです。それを伝えることが我々の使命だと思っています。
3年間くらい合宿みたいのがあって、ちょっときついかもしれませんが、3年頑張ってスタイリストになって、そこから2年はちょっと余裕を見ながら、少しずつ広げていって、27歳くらいになってきたら、将来を考えて。
最初の3年で、人間関係でギクシャクしてもう嫌だってジャッジする子がいますが、これは本当に残念ですね。上手になりたい、お客様が喜んでくれた、お客様の笑顔が嬉しいと思う方が、上回ってしまえば良いんですけどね。
スタッフの皆と様々な「働き方」や「ライフスタイル」を考えて作っていける会社にしていきたいですね。その実現に向けて一緒に取り組んでくれる方と頑張っていきたいと思っています。