有限会社 ジップス

有限会社 ジップス

代表取締役社長 中里 実

  • 1986年 有限会社 ジップス 設立

特長

15か月で技術者デビューを目指す技術教育プログラム

コンテスト入賞者多数!

社内イベント盛り沢山♪

『こころのサポートシステム』を導入

設立1986年
会社名有限会社 ジップス
代表者名代表取締役社長 中里 実
所在地〒263-0043 千葉市稲毛区小仲台1-4-1
電話番号050-3533-5489
店舗数9店舗
企業URLhttp://www.zip-jp.com/
展開ブランド
  • ・Zip
  • ・Be Closet
  • ・Designer’s
  • ・Majic
  • ・Julien
  • ・Beauty Lounge

― 御社の経営理念について教えてください。

 出会いが運命を変えるし、出会った人と喜びを分かち合おうという事が、経営理念です。

「恩と想いと思いやり」というのがあって、想いは強く願っている思いは絶対叶うと。

単純に言ってしまうと、諦めない限りは叶う。だから夢は持ち続けて欲しいし、夢は諦めて欲しくない。20代で持った夢よりも、30代40代50代と年を重ねる、人生を歩む中で夢を大きくして欲しいですね。

普通の人生をバカにするわけではないですが、夢を諦める人生じゃなくって、夢は大きくなるのが人生だと僕は思っているので。

できればうちのスタッフにも想いという部分で夢を諦めない、そして夢は年を重ねた分だけ大きくして欲しい。

思いやりに関しては、全てのものに対する感謝する気持ち、謙虚な気持ち、今自分がいるこの場所だったり、生きていることだったり。

誰かが働いてくれているから、自分たちが生活できているのであって。周りの人に対する思いやり。

恩というものは、して頂いた事を上にして終わるんじゃなくて、して頂いた事を継承することによって恩がつながる。

うちの恩はあくまでも先輩にして頂いた事を先輩ではなく、後輩にすることによってやがてその後輩が廻りまわって先輩に伝わるよ、ということで。

出会いがあって、恩、思いやり。全てが流れになっています。

― 人生の転機

一度美容室を辞めようと思った時期がありましてね。売り上げは上がっていたんですが人間関係で少し疲れていまして。

それで正月休みにハワイに行って、その時に、当時ラッセンという画家が流行っていて、美容ブームプラスアートギャラリーブームだったんですよ。

ギャラリーを経営することは人間関係で傷付いた僕からしてみたらすごく精神的にも良かった。でも色々な宣伝をかけて、お客さんを呼ぶんですけど、そういう方たちと出会う中で、いや、ギャラリーは違うなと。悩んだ結果、いろんな他の職業も悩んだんですけど、当時だったら床製造業だったりとか、布団の丸洗い業だったりとか、いろんな仕事を悩んだんですけども、美容室がまだあった。

 

美容室の経営で何がダメだったのかなと考えた時に、コミュニケーション不足だったんだと。もっともっとちゃんと向き合って話し合えたら、違うんじゃないか。じゃあ、そのためにはって考えた時に、中途採用で人を増やすんじゃなくて、中心は新卒採用で、ちゃんと理念、コンセプトを語りながら、育てていこうと。それをやるためには、ピラミッドのような、自分が教える2人、3人に対してその3人がまた2人、3人に教えて行ってくれる形をとれれば、きちっとした組織が作れる。自分が真ん中に入る経営じゃなくて、きちっとした経営理念を作って、コンセプトを作って、それを落とし込んで行こうということで、1999年、再度美容室を本気でやろうと思いました。

― 今後やっていきたいことは? 若い人に伝えたいことは?

無理って言葉がありますよね。

 

無理って自分でできないこと、それは誰が決めるんでしょうか。

自分のレベルですよね。でも無理って個々人のレベルじゃないですか。

僕の中では無理を超えていかなければ成長はないと思っていますし。

そして入社してきた子たちには、もっと無理レベルをあげていこうよと。

確かに大変なことはわかるけども、でも僕にとって大変なことがあなたにとって当たり前みたいなことあるじゃないですか。無理って勝手に自分が決めた今のレベルだから、これあげようよと。

これは本当に難しいですけど、うちのスタッフにも、ある程度の目標金額を言うと、いやあ、無理です、ってたぶん言うと思うんです。いや無理って考えるんじゃなくって、どうしたら作れるか考えればいいじゃん。

それでどうしても自分一人じゃできないのだったら、アシスタントだったりいろいろなことを同時進行するようなアイディアや工夫をする必要がある。

1人1人の無理レベルを上げていくこと、そうすればもっと成長した自分に出会えますよ。